奈良県にもついにコストコ再販店がオープンしました!コストコは、アメリカ発の大型会員制卸売店で、高品質な商品を大容量のパッケージを中心とした品で提供しています。しかし、その特性上、国内店舗数は限られており、コストコがオープンしていない奈良県のような地域の住民は、他県へ交通費と時間をかけて行く必要がありました。また、コストコの商品は大容量であることや、入店するのに年会費が必要となることから「コストコの商品を身近で、小分けに、年会費無く購入したい」という潜在的なニーズに対応するコストコ再販店が全国各地で増えてきました。
奈良ビジョンは「奈良はもっと成長できる」をスローガンに、奈良県の事業者や地域を愛する方々が地域密着繁盛を目指すための情報発信やイベント・勉強会を開催しているプロジェクトです。
2023年10月17日オープン 奈良県北葛城郡上牧町片岡台1-6
MINICOS ミニコスさん
https://www.instagram.com/minicos_official/
2023年10月20日オープン 奈良県橿原市葛本町498-2
リコスト奈良橿原店さん
https://www.instagram.com/recost_nara/
現時点ではこの2つのお店がオープンが確定しており、すでにオープンしているお店のインスタグラムを拝見すると大盛況の様子が伝わってきます!奈良県民がこれまで手に入れることが難しかった商品を、身近な場所で購入できるようになることで、新しい消費の機会が生まれるでしょう。応援したいですね!
コストコ再販店のビジネスモデルとは?
コストコ再販店のビジネスモデルは、コストコの商品を中心に取り扱うことに特化しています。
コストコ自体が卸売店なので、小売が商品を仕入れて再販することは問題ないようです。
このビジネスモデルの消費者メリットは以下のような特徴があります。
大容量商品の小分け販売
コストコの商品は大容量であることが多いため、それを小分けにして販売することで、異なるターゲット層にアプローチすることができます。
遠いコストコへ行かなくても商品が買える
他県や遠方のコストコに行くまでの交通費や時間を抑えることができます。
年会費不要で購入できる
再販店ではコストコで必要となる数千円の年会費が不要で商品が購入できる。
コストコ再販店はどうやって利益をだすのか?
コストコ再販店ではどの様に利益を出しているのでしょうか?現在では以下のようなキャッシュポイントがあるようです。
仕入れ価格への上乗せ
コストコで仕入れた商品に小売の利益を乗せて販売する。店舗や商品により異なりますが、コストコ価格の1.2倍から1.4倍程度で販売されることが多いようです。
配達ビジネス
コストコで仕入れた商品を近隣に配達することで配達費を得ることもできます。
コストコよりも割高でも消費者メリットがある!
コストコ再販店運営側からすれば、仕入のコントールや、コストコまで仕入れに行く手間、小分けにする作業、物流・配達のコストなどが苦労するポイントになりそうです。
コストコ再販店ビジネスの強み弱みとは?
コストコ再販店ビジネスが今後どうなるか?SWOT分析で考えてみましょう。
SWOT分析は、組織やプロジェクトの強み、弱み、機会、脅威を評価するための考え方です。
強み | 弱み |
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コストコが無い地域での商品販売 自由な商品ラインナップが可能 地域ニーズへの対応 | 在庫リスク コストコブランドイメージへの依存 | 仕入れ価格の変動リスク
機会 | 脅威 |
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新規出店の可能性 オンライン販売の拡大 併売できる独自商品の開発 | 模倣リスク 法的制約 | コストコの直接出店
どんなコストコ再販店がこれから選ばれていくか?
これからも奈良県で多数のコストコ再販店が登場することが予想されます。
地域ニーズに合致した売り方や、併売するオリジナル商品やサービスなどの開発がこれからの再販店の命運を分けていくのではないでしょうか。
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